「高度プロフェッショナル制(高度プロフェッショナル労働制)」について、
経営者の視点でどう活用すればいいかを考えたいと思います。 

最大の目的は、
「残業代の抑制」
・・・ではありません。

1つ前のエントリでも書きましたが、
この制度を利用するには、
従業員の「合意」が必要です。

従業員の方が成果と報酬に納得し、
いままでよりも短い時間で達成できる!
と考えなければ、「合意」には至らないでしょう。

経営者が「高度プロフェッショナル制」に期待することは、

「従業員のモチベーションを高める」

ということに尽きると思います。 

従業員が自身の裁量で働き、成果を上げ、報酬をもらう。
納得のいく仕事を自ら進んで行うことでモチベーションを上げることができるという考えです。

会社全体にとってもプラスとなるはずです。
ただしく運用できていれば、
成果に適した報酬を出すだけで、従業員の生産性があがりさらに売り上げが上がっていきます。

賛否両論ある制度ですが、
どうにかして会社、従業員ともに得をする使い方をこれからも考えていこうと思います。