しばらく前の日経新聞を読んでいると、
ベトナムのアンケートで、
「日本製品は品質や技術が高いんだけど、そこまではいらない」
といった結果が出た、という内容がありました。

端的に言うと「過剰で不要」ということになるのかなと感じています。
求めるものよりも高い性能、といった感じでしょうか。

たしかに同じ値段であれば高品質であったり、性能が良いものがほしいですが、
いいものはやはり値段も高いということが一般的かと思います。
そう考えると、丁度良い性能の物をほどよい値段で、ということがキーになってきます。

これは製造業に限ったことではなく、サービス業でも同じとも感じています。
私のように経営コンサルタントとして、経営者の方に施策など提案するにしても、
より効果が上がる、しかし難易度の高い施策を提案することは可能です。
しかし、実現できなければ意味がないと考えていますので、
実現可能性の高く、効果もある適切な提案をしようと心がけています。

それを忘れてしまうと、「理想論ばかりいうコンサル」になってしまうと考えているからです。
「過剰で不要」になってしまいかねないということです。

私としては、経営者の立場に立って、実現可能な提案を行い、
従業員含めた企業全体が好循環するようにこれからも心がけていきたいと思います。