この本も知り合いから進められて一冊です。



社会人として必要な能力を
「45のコンピテンシー」
として具体的にまとめていて、
評価する側もされる側も非常に参考になる良著だと感じました。

わたしの感想としては

「基本」が大切

ということです。 

いわゆるキャリアアップ(≒出世)をするために必要な能力をまとめているのですが、
新人に求められる「誠実さ」や「真面目さ」はどの段階でも必要です。

際立った技能を持っていても、挨拶ができなければ、社会人としてはいかがなものか、という感じです。
会社としては仕事はできるけど扱いにくい人、で終わってしまうでしょう。

なかには、無愛想でもすごい技術を持っているから手放せない、というかたもいらっしゃいます。
しかし、それは本当にごく一部ですし、代替するモノや技術が出現した瞬間に、
ただの「あいさつもできない人」になってしまいます。

そういう意味では、どんない勉強して、知識を蓄えて経験を積んだとしても、
新人時代のような意識や志を忘れてはならないと、改めて感じさせてくれる良い本でした。

本の内容には関係ないですが、勧められた本は必ず読むように心がけています。
少なくとも勧めてくれた方は、私のためになると考えてくれているのだし、
実際に読んでみるとそうであることが多いです。
また、勧められた本を読むことで、勧めてくれた方の人となりもわかる気がします。

そういう意味で、本を読んでの交流は素晴らしいと感じています。
このブログで紹介した本を誰かが読んでくれていると、非常にうれしいなぁ、というところです。
ご覧いただきありがとうございました。