もう1週間経つのでもういいかと思い、
「参議院議員選挙」で感じたことを書きたいと思います。

私の政治思想や支持政党について書くわけではなく、
参院選のポスターをみて感じたことです。

それは、「~ない」という目標は良くないということです。

セミナーや研修を担当させていただくことも多いのですが、
研修の最後に「目標」を立てて終わりにするということが多いです。

目標を立てるポイントがいくつかあるのですが、その中に、

否定表現を使わない 

というものがあります。

要は、「~しない」といった表現を使わないということです。
この法則にしたがうと、「遅刻しない」といった目標もNGになります。
「遅刻しない」ではなく、「15分余裕を持った行動をする」と書き換えるのが良いわけです。

科学的に根拠を示すことはむつかしいですが、
経験則として、否定表現の目標はマイナスイメージを伴い、うまくいかないということが多いです。
また、周りに共感してもらい、目標達成に協力してもらうということもむつかしいという印象です。

「2/3をとらせない」というポスターをみて目標の立て方の難しさを思い出したわけです。
なぜ「1/3をとる!」にできなかったのか・・・

目標かつ有権者に訴える、というのはむつかしいですね。
ご覧いただきありがとうございました。