江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」を読んでみたいな、
と思いながら、古書店を見ていると、この本が1冊だけありました。

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
江戸川 乱歩
新潮社
1960-12-27


ぱらっとめくってみると「屋根裏の散歩者」とあったので、さっそく購入しました。

実のところ、江戸川乱歩は知っていますし、有名な作品も知っています。
ただ、読むのは初めてでした。

うーん、これはおもしろい。
短編集だったのですが、もっともっと読みたくなります。

私のお気に入りは、
「二廃人(ただしくは、廃が旧字体です)」と「赤い部屋」です。
「屋根裏の散歩者」も良かったですが、ある程度あらすじを知っていたので除外ということで。

どちらかというと長編が好きなほうだと自覚していましたが、
改めて短編のおもしろさに触れたと思います。
読んでいる時間は短いですが、もとこの話の続きが知りたいと感じさせます。
これきりしか書かれていないのが非常に残念です。

江戸川乱歩作品、有名どころから抑えていこうかな・・・
ご覧いただきありがとうございました。