前回は中小企業診断協会とその支部について書きましたので、
今回は・・・

協会に入るメリット

についてまとめます。 
・・・の前に、中小企業診断士として登録するには、
絶対に協会に入会する必要があるのかという疑問に答えておきます。

答えは「否」です。
協会に所属していない中小企業診断士も(おそらく)たくさんいます。
初めは入っていたけど、メリットを感じられず大会する方もいます。

なので、やはり年会費を払って所属するからには、メリットが重要になります。
ざっと書くとこんな感じです。

○協会所属の研究会に参加できる
○協会主催のイベントに参加できる
○雑誌(支部協会によって、毎月のものや四半期のものがあります)が届く
○行政施策の情報などコンサルに必要な情報がメルマガなどで届く
○協会から仕事を斡旋・紹介してもらえる
○実務従事(企業様に行って経営診断を行う活動です)に参加できる
○資格の更新を代行してもらえる

他にもあるかもしれませんが、私としてはこんな感じです。
はたして、これが年会費(5万円前後)の価値があるのか!?という話です。
それぞれについて、どんな内容か簡単に書きます。


○協会所属の研究会に参加できる

私にとっては、これがもっとも大きなメリットです。
各支部には支部に所属した研究会が存在しています。
中小企業診断士以外の方も参加できことになっていますが、
参加しているのはほとんどが中小企業診断士です。

各研究会が特定の業種やビジネス手法について研究を重ねたり、
新しいコンテンツやソリューションを生み出すために日々活動しています。

私も複数の研究会に参加していますが、
自身の仕事に直結するテーマもあり、かなり活用しています。
年会費を払って協会に所属したら、ぜひともいろいろな研究会に参加することをお勧めします。


○協会主催のイベントに参加できる

協会では、多くのイベントやセミナーなどが行われています。
参加費が必要なものもありますが、格安で参加できると考えていただいて問題ありません。
工場見学や、たまには落語鑑賞会なんてのもあります。

セミナーなどで研鑽を積むのも大切ですし、
イベントへの参加を通して、他の中小企業診断士の方と交流するのも大きな目的ですね。

私は、土日は仕事になっていることが多いので、
あまりイベントに参加しているほうではないですが、
たまに行ってみると新しい発見があり楽しいものです。

ここまでいかがでしょうか?
まぁ、実際に参加しないと本当に価値のある活動なのかはわかりにくいかもしれませんね。

メリットについて書いてしまうつもりでしたが、
長くなってしまったので、残りはまた来週にしたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。