前回のエントリで私が今までやってきたことを振り返ってみました。
本エントリでは、ITエンジニアとしてさまざまな経験を積み、キャリアを形成する中で、
なぜ経営コンサルタントになろうと思ったのかを書いてみようと思います。

当たり前ではありますが、本当に価値のあるITシステムを作ることを目標に仕事をしてきました。
その中で感じたのは、

「いいITシステムを作るには、ITスキル以外の能力が必要だ」

ということです。 

なぜこのシステムが欲しいのか、この出来上がりで使いやすいのか、
そういったことを考えるとどうしてもIT以外の知識が必要になってきました。

開発を依頼されたシステムがどういう意図、経営方針の中で必要とされているのか?
利用するユーザはどんな場面でこのシステムをどう使うのか?
これらを理解しないと、本当にいいITシステムはできないのだと思います。
そのためには、経営に関する知識や業務に関する知識がどうしても必要だと感じました。
 
どんな勉強すればいいかなー、勉強するにしても資格とか形にしておきたいなー、
と考えていた際に「中小企業診断士」という資格を見つけました。
1つの目標として資格取得をおき、経営・業務に関する知識を勉強していった結果、
ITコンサルのみならず経営コンサルタントとして活動してみたいと考えたわけです。

もちろん経営コンサルタントを名乗っていますが、
今はまだ、知識の大部分をITに関するものに頼っています。
今後、さらに自らの能力に磨きをかけ、経営コンサルタントとして成長していこうと思います。